多読でいろんな洋書を読んでみよう

英語多読の読書記録ブログ。英語の多読を始めたら「英語を読む」ことにハマりました。

英語を読むときは日本語は邪魔

「英語を読むこと」が英語の学習法。

ただそれだけで英語を読めるようになると書いてあるのに

12年前は全く気付かなかった。

 

本棚に眠っていた

『ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本』を

久しぶりに手に取ってみました。

持っていたことさえ忘れてましたが。

 

読んでみると

「なんだ、多読と同じじゃん」

 

今はそう思えますけどね。

 

でも、『ビッグ・ファット・キャット』では

英語が読めるようにはならなかった。

 

なんでかなあと考えてみると

 

『ビッグ・ファット・キャット』は、

英語は簡単な言語で、基本的な文法を理解すれば

英語は読めると説く本。

それで、実際に英語の文章を読む前に基本的な文法の説明に

ページが割かれています。

 

確かにSSS式の多読でも、基本的な文法が頭に入っていた方が

実践しやすいとは思いますが、

文法がわかっていようがいまいが

その人がその時点で辞書なしでも理解できる英語の本を

 

「日本語に訳さない」

「英語を英語のまま理解する」

 

という姿勢で読んだ方が

はるかに英語を読めるようになるんじゃないかと

僕の実感からも言えそうです。

 

そうそう、

『ビッグ・ファット・キャット』では

最終的に「Big Fat Cat」という英語の物語を読むのですが

ところどころに単語の上に和訳のルビが打ってあって

これがうっとうしい。

かえって読みづらい。そう感じました。

 

英語を読むときは日本語は邪魔です。

SSS式の多読に出会わなかったら

一生、英語が読めなかったかも…